白夜と配達人

(C)Andrei Konchalovsky Studios
スカンジナビア半島に程近い、ロシア北西部に位置するケノゼロ湖。その湖畔に、世界から隔絶されたようにひっそりと存在する集落がある。過疎が進み、住人はもはや数えるほどであり、外部との唯一の接触といえば、毎朝ボートで湖を渡り、町の派出所で郵便物やパンを受け取り、村に戻って住人に配る配達人だけである。 2014年のヴェネチア国際映画祭でアンドレイ・コンチャロフスキーが銀獅子賞(監督賞)を受賞。

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