竜巻小僧

(C)1960 日活
竜巻小僧トミイは有馬温泉にやってきた。温泉祭の雑踏で、コーモリ傘を片手にリックを背負った奇妙な男と出会った。この男はヒゲの七条と名のり、須磨沖に二億円の金塊が眠っているが、引揚げ作業の相棒にならぬかとつきまとうのだ。青年団のジャズ祭で、与太者にヤジられて困っていたバンドの連中を救ったトミイの腕にほれこんだからだ。このバンドで唄っていたのが英子といって、父はサルベージ船の船長で二年前船もろとも行方不明になり、兄の五郎もグレて家をとび出し、今では母と二人暮しだという。

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