レフト・ビハインド

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パイロットのレイが操縦するジャンボ機は、JFK国際空港を離陸、順調にロンドンに向けて飛行していた。しかし高度三万フィートの上空で、機内から副操縦士を含む大量の乗客が忽然と姿を消してしまう。パニックを起こす乗客たち。レイはJFK国際空港に戻ることを決めるが、管制塔との連絡が全く取れない。レーダーに目をやると、飛行区域を無視した航空機が目前に迫っていた。パイロットが消えてしまったのだ。高度を上昇させ衝突を避けようとするが、翼の一部が接触してしまう。それにより燃料漏れが発生し、一番近いJFK空港に戻る以外に手立てがなくなってしまった。 一方地上でも、同じく数百万を超える人々が消え、大混乱に乗じて強奪が横行、街は無法地帯と化していた。父の誕生日を祝うため帰郷していたレイの娘クローイは、母と弟が消えてしまい、彼らを探し街中を彷徨い歩いていた。そんなクローイと衛星電話で連絡を取ることができたレイは、この異常事態が、機内だけではないことを知る。そして、JFK空港までおよそ20分の距離に迫った時、管制塔からの応答が聞こえてくる。多くの作業員が消えた空港では、滑走路に飛行機があふれ封鎖されているという。しかし飛行機はすでに燃料切れ間近。他の空港に向かうことはできない。それを知ったクローイは、大規模工事中の地域があることを思い出す。必死に父の乗る飛行機を誘導するクローイ。距離は着陸できるギリギリの長さだ。レイは命がけの着陸に臨む―”

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