アポカリプト

マヤ文明後期の中央アメリカのジャングル。ジャガー・ポーは、ジャングルで生きるハンターの子孫である。部族長の父親、仲間たちと楽園のような村で平和に暮らしていた。彼には妻と幼子がいた。まもなく2人目が誕生する頃だった。ある日、突然にマヤ帝国の傭兵たちが、村を焼き討ちにした。ジャガーは妻子を隠すが、父親は殺され、他の仲間たちと一緒に連れていかれたのだ。着いた街では、同じ村の女たちが奴隷として売買されていた。怒るジャガーたちだったが、彼らにはもっと残酷な運命が用意されていた。旱魃を鎮めるための生け贄の儀式。仲間たちが犠牲になり、ジャガーの番になった時、皆既日食になった。儀式は中止となり、ジャガーは命拾いをした。しかし、ジャガーたちは、競技場に集められ、傭兵たちによる人間狩りの標的にされたのだ。必死に走り逃げるジャガーたち。間一髪で競技場から逃れ、ジャングルへ。村に残された妻子を救うべく、ジャガーは走り出す。だが、傭兵のリーダーは、ジャガーをどうしても殺そうと追跡を開始するのだった。果たして、ジャガーは村へ帰ることができるのだろうか？