父、帰る

父親は12年前に家を出て行ったきり音信不通。息子たちは写真でしか父の顔を知らなかった。そんなある日、父が突然家に帰ってきた。寡黙な父は何も語ろうとはしない。兄弟の戸惑いをよそに、翌朝父は彼らを小旅行に連れ出す。子どもたちに対し高圧的に振る舞う父。理不尽な接し方にも、兄は父を慕い続けるが、弟は徐々に反抗心を募らせていく。 2003年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(作品賞)を獲得。

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