是枝監督が見出した期待の新星・黒川想矢&柊木陽太『怪物』瑞々しい演技が光る本編映像解禁!

(C)2023「怪物」製作委員会
5月31日(水)

是枝裕和監督、脚本・坂元裕二、音楽・坂本龍一による映画 『怪物』より、是枝監督も大絶賛の子役二人の演技が光る本編映像が到着!

本作の物語の舞台となるのは大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きた。それは、よくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に大人や社会、メディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちが忽然と姿を消す──

今回解禁されたのは、物語の核を担う二人の少年、麦野湊(黒川想矢)と星川依里(柊木陽太)の日常を捉えた本編映像。道中に咲いている花の名前を唱えながら歩く依里に「お母さんが、男の子は花の名前知らない方がモテるって」と湊が言い放つ。そんな湊の発言を気にも留めない様子で、依里は躊躇せず暗いトンネルに入っていく。対して、トンネルの手前で思わず立ち止まる湊。余裕そうにうなり笛を鳴らしながら「暗いの怖がる男はモテないよ」と依里に言われると、トンネルで待つ依里に駆け寄る様子が描かれる。
スマホのライトを頼りに暗いトンネルを抜けた先にあったのは廃線跡で、廃車となった電車の車両が横たわっていた。絶好の秘密基地を手に入れた二人は、小学5年生らしく楽しむ。

映画『怪物』 本編映像:ふたりの秘密基地
オーディションで是枝監督が見出したこの二人だが、それぞれドラマを中心に作品への出演経験はあるものの映画に出演するのは本作が初めてとなる。是枝監督は二人の瑞々しい演技について「黒川くんは非常に繊細で、役柄への感情的なアプローチから入るタイプ。一方の柊木くんは、頭の中で写真を撮るようにして台詞を覚えるらしく、状況が変わっても同じようにお芝居ができる。全然違うタイプのふたりでしたが、うまい組み合わせになりましたね」と二人の子役の演技へのアプローチ方法の違いを明かした。また、「現場では、ふたりがお互いをどうとらえているのか、それが自然に出るような環境作りだけを考えました、ふたりが上手だったので」と続け、若き才能を大絶賛している。
安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子ら変幻自在な演技で観る者を圧倒する実力派もさることながら、是枝監督も絶賛する黒川想矢、柊木陽太の瑞々しくかつ情感豊かに演じる若手たちの活躍にも注目だ。

6月2日(金) 全国ロードショー

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