『タクシードライバー』から45年、シュレイダー×スコセッシが怒りに満ちた現代社会に再び撃つ、魂の銃弾。『カード・カウンター』日本版予告編が解禁!

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4月14日(金)

『タクシードライバー』のタッグが再び手掛けた、復讐と贖罪の傑作スリラー『カード・カウンター』より、日本版予告編&場面写真6点が解禁された。

本作は、消すことのできない過去の罪への償いと、いまだ罰されぬ悪人への怒りに引き裂かれるギャンブラーの“復讐と贖罪”を描いた傑作スリラー。名作『タクシードライバー』(76)から45年。マーティン・スコセッシ(製作総指揮)とポール・シュレイダー(監督・脚本)が再びタッグを組み、矛盾と怒りに満ちた現代社会を描き出した本作は、第78回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、多くの批評家が2021年のベストリストに選出した。ミステリアスな主⼈公を⾊気たっぷりに演じたオスカー・アイザックをはじめ、脇を固めるティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーも強い印象を残す。


解禁された⽇本版予告編は、モーテルの家具を白い布で全て覆う主人公ウィリアム・テルの奇妙な日常から幕を開ける。彼は刑務所に収監されている間に習得したカード・カウンティングの技術を駆使し、ギャンブラーとしてカジノを渡り歩いていたが、「過去の行いが作った重荷は永遠に取り除けない」と語り、出所後も罪に囚われ禁欲的な生活を自身に課し過ごしていた。しかし、ある日、偶然に出会ったカークと名乗る青年に、かつて自分に罪を被せた男への復讐を持ち掛けられたことで運命の歯車が動き出す。

『カード・カウンター』予告編

華やかだが、どこか物寂しさを感じさせるカジノの景色や、モノクロの映像で差し込まれた彼の忌々しい過去、「あなたが過去に何をしてても構わない」と告げるギャンブル・ブローカーのラ・リンダとのロマンスを予感させる、ネオンの光が鮮やかな場面などを切り取った本編への期待が高まる映像に仕上がっている。無表情で迷いなく拷問行為を行う姿や、刑務所で口に血を滲ませて相対する男を挑発する、狂気を感じさせるオスカー・アイザックの演技にも注目だ。


また、新たに場面写真6点も解禁!ウィレム・デフォー演じるウィリアム・テルの人生を狂わせた元上官ジョン・ゴード少佐の姿や、カークが自分の連絡先をテルに渡すまさに運命が動き出す瞬間、ラ・リンダからのデートの誘いを断りモーテルの部屋で一人机に向かうテルの姿など印象的な場面が確認できる。


6/16(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国順次公開

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