「10年ぶりの約束です 決してひとりで見ないでください―」 『ダークグラス』昭和のアルジェントポスターをオマージュしたレトロポスター解禁!

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3月24日(金)

《ホラーの帝王》巨匠ダリオ・アルジェント監督の最新作『ダークグラス』より、伝説のキャッチコピー「決してひとりで見ないでください─ 」再び。昭和のアルジェント作品ポスターをオマージュしたレトロポスター解禁!

覚えているだろうか。「決してひとりで見ないでください─ 」のフレーズを。
解禁されたレトロポスターは、当時社会現象を巻き起こし、 多くの人を恐怖の底に陥れた1977年公開の『サスペリア』の伝説的キャッチコピーにオマージュを捧げた 「10年ぶりの約束です。決してひとりで見ないでください─ 」をキャッチーコピーに、 アルジェント初期作品のポスターを彷彿とさせる、ヒロイン・ディアナが戦慄した表情で絶叫する顔面のどアップが印象的になっている。 暗闇に光るワイヤーや血みどろの女性たちや愛くるしい犬、暗がりに薄気味悪く浮かぶ人影に、何かを目撃してしまったような動揺した表情を浮かべる少年チンなど、 本作の見どころが全面に散りばめられている。また、長年保管していた故についたような四つ折り線の跡や、昔たまにあった版ずれなどの加工が施された、細部にもこだわりが見えるデザインとなっている。

リメイク版『サスペリア』のルカ・グァダニーノや『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン、さらにはクエンティン・タランティーノにエドガー・ライトといった名だたるシネフィル監督らを熱狂させ、世界中のクリエイターに影響を与え続けているアルジェント監督。 ここ日本も例外ではなく、アルジェントの生み出す美しくも恐ろしい世界観は、老若男女を釘付けにし続けている。そんな監督の鮮血の美学に魅了され、自身の人生に多大なる影響を受けたという各界の著名人から研究者まで、多彩なジャンルで活躍する方々からラブレターが到着!
ホラーと美少女好きで知られるアイドルグループでんぱ組.incの相沢梨紗さんは「激烈なメンタル攻撃を受け、ふわふわと放心するような時間が愛おしくて大好きです。」と、ラブコールを送り、 GANTZの作者で漫画家の奥浩哉さんは「私もクリエイターであなたの作品群は幼少期から何度も観てますが、私の作品の血肉になっています。今もなお、あなたがこのように生気に溢れた作品を発表してくれることで私も大変勇気を貰えます。」と自身の創作活動への影響について語った。また彼岸島の作者で漫画家の松本光司さんは「80を越えた今も、嬉々と血まみれジャッロ映画を撮るエネルギーに、本当に感服します。」と、賞賛。数々のホラー小説を生み出した作家の綾辻行人さんは「2020年代になって、ダリオ・アルジェント監督の新作を観ることができるとは! 生きてて良かったです。」と感謝を述べ、 同じくホラー小説を数多く手がける作家の平山夢明さんは「齢82を超えて、ますますコクと旨味マシマシの天才の手腕をとくとご賞味あれ! 」と本作の魅力を伝えた。 『ダリオ・アルジェント 恐怖の幾何学』の著者でありアルジェント研究会代表の矢澤利弘さん(県立広島大学教授)は、 「これほど公開を待ち焦がれた映画があっただろうか。ダリオ・アルジェントの映画が怖いなんて当たり前、映像美だなんて当たり前だ。理屈はいらない。もしアルジェントに伝えることができるとしたら、この一言だけ。「ありがとうございました」」と、謝辞を述べた。

<コメント一覧 ※敬称略、50音順>
◆相沢梨紗(でんぱ組.inc)
恐怖、鮮血、高揚、孤独。激烈なメンタル攻撃を受け、ふわふわと放心するような時間が愛おしくて大好きです。
無事、ととのいました。

◆綾辻行人(小説家)
2020年代になって、ダリオ・アルジェント監督の新作を観ることができるとは! 生きてて良かったです。ありがとうございます。歓喜のあまり今、これまでの全作品を発表順に観直しているところです。

◆奥浩哉(漫画家)
ダリオ・アルジェント氏へ、
あなたの最新作のホラー映画を見て、改めてあなたの才能の凄さに圧倒されました。あなたはホラー映画の世界で、独自のスタイルと個性的な世界観を持ち、多くの人々を恐怖と興奮の世界に誘ってきました。
私もクリエイターであなたの作品群は幼少期から
何度も観てますが、私の作品の血肉になっています。
今もなお、あなたがこのように生気に溢れた作品を
発表してくれることで私も大変勇気を貰えます。
敬意を込めて、感謝を表します。

◆高橋ヨシキ(アートディレクター/映画ライター/サタニスト)
アルジェントの『ダークグラス』越しに、『わたしは目撃者』となって『ジャーロ』の『インフェルノ(地獄)』を見る。『スリープレス』な夜に轟く『鮮血の叫び』に、我々は『血の喝采』を送るのだ!

◆人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
耳に突き刺さるクールな劇伴と予想の斜め上をいく展開で唯一無二のグルーヴを生み出す。
新しさを取り入れつつも、このアルジェントの味は変わらない。丁寧さと乱暴の共存。
これが観たかった。これを待っていました。

◆平山夢明(作家)
まさに御大が原点回帰の迫力。血、犬、ナイフ、そしてパイ!
まさにこれはアルジェント版『暗くなるまで待って』と云っても過言ではない? 
齢82を超えて、ますますコクと旨味マシマシの天才の手腕をとくとご賞味あれ!

◆松本光司(漫画家)
ダリオ・アルジェントへ、
僕は子供の頃に観た、貴方の映画「サスペリア」や
「フェノミナ」で、ホラーは美しいんだという事を知りました。80を越えた今も、
嬉々と血まみれジャッロ映画を撮るエネルギーに、本当に感服します。

◆矢澤利弘(アルジェント研究会代表・県立広島大学教授)
これほど公開を待ち焦がれた映画があっただろうか。ダリオ・アルジェントの映画が怖いなんて当たり前、映像美だなんて当たり前だ。理屈はいらない。もしアルジェントに伝えることができるとしたら、この一言だけ。「ありがとうございました」

◆柳下毅一郎(映画評論家)
少年は犬を愛するものだ、とハーラン・エリスンは語ったが
美女もまた犬を愛するのである

◆山崎圭司(映画ライター)
チャオ、ダリオ。
これは貴方の集大成にしてニューモード。恐怖の原点である暗闇に獣の勘が息づき、
黒い手が殺しを奏でると古い石畳が紅に染まる。
娼婦は被害者であり、同時に真実を嗅ぎ当てる強かな追跡者。お見事!

4月7日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

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