横浜流星=武士!?盟友だからこそ撮れた自然体な表情も。『ヴィレッジ』スペシャル映像vol.1「700日のヴィレッジ」が到着!

(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会
3月23日(木)

圧倒的な映像美、世界観で現代日本の縮図ともいえる<ムラ>に生きる若者のリアルを描く『ヴィレッジ』より、横浜流星×藤井道人監督が映画公開までの道のりを明かすスペシャル映像が解禁された。

700日のヴィレッジ――故・河村光庸プロデューサーから藤井道人監督へのヘルプコールから始まり、映画完成、そして公開まで、多くの人を巻き込んでの長い道程【映画ヴィレッジという700日の人間ドラマ】を、複数回に渡り映画公式YouTubeで公開していくスペシャル映像コンテンツ。今回解禁となるのは、横浜流星×藤井道人監督の二人が、お互いの出会いから映画『ヴィレッジ』が完成するまでの軌跡を語る記念すべきvol.1。解禁された映像では、二人が出会った当時を振り返りながら、それぞれの印象や現場での様子、そしてついに、オリジナル脚本で作り上げる物語の監督と主演俳優として現場に立った熱き想いを明かしている。


「『全員、片想い』(16)という映画の打ち上げが初対面」と語り始める藤井監督に続き、「その後『青の帰り道』(18)という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と横浜。初めて出会った時の思い出を振り返る二人は互いに、“アスリート”、“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り合いながら、映像内では彼らの言葉に呼応するかのように、映画『ヴィレッジ』の撮影現場を納めたメイキングシーンが次々と映し出されていく。監督としても、俳優としてもお互いにまだ駆け出しだった頃からの付き合いで、互いに切磋琢磨しながらここまで上り詰めてきた二人が並び立ち、ディスカッションを交わしながら撮影に臨む姿は、まさに“戦友”と呼ぶに相応しい信頼感を感じさせ、それぞれが威風堂々とした圧倒的な存在感を放っている。

『ヴィレッジ』700日のヴィレッジ vol.1

「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と本作の撮影に並々ならぬ想いを懸けたと語る横浜は、今回、撮影前にスタッフが行うロケハンから参加するという、通常ではあり得ない制作準備段階から作品作りに参加している。映像内では、藤井監督が自身のスマホで撮影したロケハン真っ最中の横浜の姿もあり、自然体な雰囲気で現場に馴染む横浜の姿も切り取られた。横浜自身は「優の部屋とか、ごみ処理施設とか、大事な所が見れたので、そこの空気を実際に肌で感じて。大事なものだなと思いました」と自分の目でロケ地を見たことで、より一層、作品への想いが募り、優という役を演じるベースが整えられた事を明かしている。

熱き想いを携え、現場入りした横浜の姿を、藤井監督は「武士みたいなものですよね」と評している。「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜に対し)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう!という感じにさせてくれるストイックさがある」と主演俳優たる佇まいと風格を纏った横浜を称えている。横浜も、「挑戦的で今までみたことのない作品になったという手応えは感じてます。渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と力を込めて口にする。

これまで、『新聞記者』(19)、『MOTHER マザー』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『空白』(21)などの話題作を世に贈り出してきたスターサンズの河村光庸プロデューサーが、撮影終了まで見届けた最後の作品となる『ヴィレッジ』。日本映画界に変革を起こし続けてきた河村プロデューサーの意志と遺伝子を継いだ若き才能たちが、「村」という閉ざされた世界を舞台に、現代日本が抱える闇をあぶり出し、一人の青年の生き様をリアルに描ききった衝撃のサスペンス・エンタテインメント『ヴィレッジ』。藤井監督が「役目は全うした。満足です」と明かす言葉の意味が、スクリーンに刻み込まれている。

映像は映画公開に向けて、公式YouTubeに於いて連載で発信していくスペシャル映像のvol.1「SOUL」。今後、本作が遺作の1つとなった河村プロデューサーの想いに迫る「SHINE」に続き「DARKNESS」、「INSPIRE」など、テーマに沿って切り取られた制作秘話に迫るインタビュー内容が続々と公開される予定。4月21日(金)の映画公開まで公式YouTubeにも注目だ。

4.21(Fri) 全国公開

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作品紹介

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