『雑魚どもよ、大志を抱け!』本編映像クリップ初出し!8分55秒を公開前に一挙解禁!

(C)2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
3月20日(月)

『百円の恋』『アンダードッグ』(脚本)、『喜劇愛妻物語』(脚本·監督)や、2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(脚本)など、脚本家として、小説家として、そして映画監督として、人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』が、いよいよ3月24日より、新宿武蔵野館他にて全国順次公開を迎える。

関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」で活躍する池川侑希弥を映画初主演に迎えた本作。主人公は7人の小学生男子たち。地方の町を舞台に、グループのナンバー2的なポジションだが、実は小心で臆病者な高崎瞬。ケンカが強くて人情に厚いリーダー格の村瀬隆造。気弱な性格の愛称・トカゲこと、戸梶元太。母親と姉の3人暮らしで東大進学を目指す星正太郎。大の映画好きで、スピルバーグに憧れて映画監督を夢見る西野聡。隆造を一方的にライバル視しているイジメっ子の玉島明。転校生で、日和見主義な小林幸介など、それぞれが昭和末期の“今”を過ごす個性豊かな7人の成長物語は、観る者の心に懐かしさと温かさの余韻をもたらす。

公開に先立ち、映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』本編初出し映像を解禁。今回解禁された映像は、2シーン。1つ目は、映画の冒頭、小学5年生の瞬(池川侑希弥)、親友の隆造(田代輝)、トカゲ(白石葵一)、正太郎(松藤史恩)の4人が自転車で町はずれにある「地獄トンネル」と呼ばれている廃線のトンネルに向かう場面。トンネルの向こう側まで走り抜けると願いが叶うと言われているが、誰も不気味なトンネルに足を踏み入れる勇気はなく、その後に映し出される会話では、4人の人間関係が垣間見え、間近に控えたクラス替え、自分たちが描く将来など、期待と不安入り混じる少年たちの様子に、その後の物語がどう紡がれていくのか、期待を寄せてしまうシーン。2つ目は、6年生になった瞬と隆造が初めて西野(岩田奏)の家を訪ねた場面。豪邸や自室の大量の映画のビデオテープに囲まれて暮らしている生活に驚嘆し、ふとしたきっかけから、瞬と隆造を自室にあった8mmカメラで撮影しようとなり、監督を務めた西野の演出によって瞬は隆造の額にキスをする。さらにその映像をクラスで鑑賞して、男同士のキスと冷やかされても、すでに映像の魔力に魅せられて、まんざらでもない瞬と隆造の表情が映し出されている。まさに青春の1ページであり、一生忘れることのない想い出の1コマ。映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』で、描かれている少年たちの成長の機微を垣間見て、観る者の記憶を呼び覚ます心温まる本編映像、2シーンが解禁となった。

映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』本編映像(8分55秒)

3月24日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開!

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作品紹介

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