『チーム・ジンバブエのソムリエたち』チーム・ジンバブエのコーチがついに決まる!フランス人コーチのドゥニ・ガレは彼らの救世主になるのか?それとも…?未公開動画解禁!

(C) 2020 Third Man Films Pty Ltd
12月15日(木)

ワインの生産と消費はほとんどゼロ、2008年に始まった政治的混乱とハイパーインフレで経済が極度に混乱した“ワイン真空地帯”ジンバブエ共和国から南アフリカに逃れ、その後チャンスをつかみ、努力と才能で南アの有名レストランのソムリエとなった4人の若者たち。彼らが「世界ブラインド・テイスティング選手権2017」に初参戦をする様子を描き、トライベッカ映画祭やシドニー映画祭で絶賛、観客賞を受賞した『チーム・ジンバブエのソムリエたち』。公開にあたり、本大会のコーチが決まった瞬間から、そのコーチ、ドゥニ・ガレとはいったいどのような人物なのかを紹介するシーンが解禁された。


解禁された動画では、4人が住む南アフリカのもとに、コーチが決まったという連絡がフランスから入るところから始まる。コーチの名前は、ドゥニ・ガレ。かつてフランスのソムリエとして一世を風靡した人物だ。予算の関係で南アからコーチを随行できず、現地でのコーチを模索していた彼らにとって喜びもひとしお。4人は大いに盛り上がる。なぜなら彼は「ワインの知識の宝庫」であるから。しかしすでに全盛期を過ぎ、そのキャラクターから「イカれたフランス人」とも噂される。ドゥニ・ガレによるドゥニ・ガレ自身の評価は「最高」あるいは「変人」だ。シーンが飛んで、カメラは彼の日常生活を映し出していく。まるでフランス映画のワンシーンのように、家の外でのんびりと過ごすドゥニ、白いタキシードを羽織ってバイクを悠々と飛ばすドゥニ、そして辛かった過去を告白するドゥニ。そこには自由を求めたことによる代償も見え隠れする。ロバート・コー監督は彼について「コミカルな側面がありつつも、抱える葛藤、どこかその日暮らしというようなボヘミアンのような感じ、それらがあまりにも魅力的だったので、途中で彼を追うのを自制したほどでした(笑)。一方で、離婚など悲劇的な過去も持つけれど、8歳の息子の面倒もしっかりみているという、彼の真摯さも感じました。家族と過ごしている彼の姿はとても美しい。そうしたところにはとても心を動かされました。ただカメラがあったことによって、彼は、自分が何かしなきゃと思ったはずです。それはカメラ越しに感じましたね」と語っている。
果たして破天荒なフランス人コーチは、チーム・ジンバブエを勝利に導くことができるのか!?チーム・ジンバブエの戦いぶりとともに、ドゥニ・ガレの活躍(?)もぜひ注目を!

『チーム・ジンバブエのソムリエたち』特別映像

12月16日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか公開!

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作品紹介

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