SNSで感動と共感の口コミが爆発し『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を超え大ヒット!中国全土を巻き込む社会現象となった感動作『シスター 夏のわかれ道』より、本編映像&新場面写真が解禁された。
看護師として働くアン・ランは、医者になるために北京の大学院進学を目指していた。ある日、疎遠だった両親を交通事故で失い、見知らぬ6歳の弟・ズーハンが突然現れるー。養子先が見つかるまで仕方なく面倒を見始めるが、次第に弟を思いやる気持ちが芽生え、彼女の固い決意が揺らぎ始めていく…。
解禁されたのは、突然の死を迎えた姉夫婦のお葬式の場で、弟たちがまさかの麻雀をする場面。麻雀好きが多いと言われる中国四川省では公園にはずらりと麻雀用のテーブルがあり、多くの人が麻雀をしている光景が良く見られ、中でも一部地域ではお葬式に麻雀を行う驚きの風習があるそう。
■『シスター 夏のわかれ道』本編映像
麻雀の牌を混ぜる「洗牌(シーパイ)」で派手な音を立てることが、死者にとって縁起の良いこと、魔除けになるといった説、また、通夜の眠気覚ましや、遺体をネズミが齧らないようにわざと音を立てるといった理由が諸説ある。そんな、<通常運転のお葬式>で、「上がり。お金は?」「彼が払う」まさかの賭け麻雀で、揉め出す親戚たちの姿が描かれる衝撃映像が到着した。
場面写真は、「望まれなかった娘」として早くから親元を離れて、自立してきた姉アン・ランが、失意の底の中で両親のお葬式に参列する様子、遺影を前に号泣し机に伏せる場面、姉を頼り、膝の上で安心して眠る弟ともの思いにふけるアン・ランの姿など。自分の人生をとるのか、姉として生きるのかー。アン・ランの葛藤が痛いほど伝わってくるシーンが切り取られている。
中国では「マスクが濡れるほど泣いた!」とSNSで口コミが爆発し、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を超え大ヒット社会現象となった本作。先日の試写会でも「ラストに号泣」「揺れ動く葛藤に胸を打たれた」と共感と感動の声が続出、文部科学省選定教育映画(成人向き)にも選定され、日本で早くも高い評価を得ている。
11月25日(金) 新宿ピカデリー、 ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開