ネットで話題の谷口ジロー飯!繊細すぎる食事描写はアニメにも健在『神々の山嶺』日本の居酒屋を忠実再現本編シーン&場面写真が到着!

(C)Le Sommet des Dieux - 2021 / Julianne Films / Folivari / Mélusine Productions / France 3 Cinéma / Aura Cinéma
7月5日(火)

第47回セザール賞アニメーション映画賞を受賞し、フランスで大ヒットを記録した日本原作のアニメーション映画『神々の山嶺』より、新たな本編映像が到着した。

「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」登山史上最大の謎の鍵を握る一台のカメラと孤高のクライマー・羽生。そして、彼を追うカメラマン・深町が初登頂の謎に迫りながら前人未到の冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く。本作の完成を願いながら惜しくも2017年にこの世を去った、谷口ジロー自身も製作に参加。大ヒットアニメーション映画『ウルフウォーカー』の製作チームと共に7年の歳月をかけ、熱い人間ドラマと実写では再現不可能な命がけの登攀シーンを圧巻の映像で表現。作品はフランスのアカデミー賞に当たるセザール賞で見事アニメーション映画賞を受賞。同国で大ヒットを記録し今回、ついに堂々日本凱旋上映が決定。公開にあたり堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太、今井麻美といった日本を代表する豪華声優陣が吹き替えを務め世界初のアニメ版に息吹を吹き込んだ。


解禁された映像では、原作通り本作の舞台も日本、その中でもあまりにもリアルな日本の居酒屋が登場するシーンが初お披露目。漫画家、故・谷口ジローが原作の漫画でもこだわりを発揮していた一つ、食事シーンは今も多くの読者を圧倒し、ネット上でも度々話題に上がる。特に漫画「神々の山嶺」で見せる雪山キャンプ中の切り詰めた食事などは、山岳漫画のレベルを超越した表現の細やかさが人々を魅了する。その意思をフランス製作チームは受け継ぎ、本作でも食事シーンが度々登場、解禁された映像や場面写真からも、テーブルの上に置かれた細かなアイテム、ビールやスプーンの持ち方も研究されて描かれていることが伺える。

『神々の山嶺』本編映像解禁!新橋の飲み屋シーン

日本の街並み、所作などを違和感なく表現するため、監督の友人の日本人ミズホ・サトウ=ザノヴェロが監修を務めた。居酒屋に貼られたメニューなど店内の様子のリアルさにもぜひ注目してほしい。その他にも本編には、東京そのものが描かれており、試写会でも「よくある「勘違いされた日本」はここには無い。正直日本の劇場アニメだと言われても信じてしまうと思う。」や、「間違いなく俺の読んだ小説のアニメ版だわ」感がすごい。フランスで作ったものと思えない。まるで日本のアニメ。違和感ゼロ。」などの声が上がっている。


7月8日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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