第26回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞受賞作品であり、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年6月時点)するなど、国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称『セカコイ』)より、W主演を務める道枝駿佑と福本莉子、本作の監督を務めた三木孝浩による、今だから話せる現場の裏話が満載の『セカコイ』スペシャル鼎談が公開された。
本作は、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語。鼎談では、道枝と福本が役作りのために取り組んでいたことや、監督が2人に送っていたという手紙をお守り代わりにしていつも持ち歩いていたなど、現場での思い出が語られました。鼎談中、三木監督から「この際だから、何か言っておきたいことは?」と問われ、「実は、カットがかかったあと、何か言いかけると思いきや、何も言わずにそのまま戻ってしまう姿にモヤモヤしていた」という2人。監督は「カット掛かった瞬間、とりあえず動き出すんだけれど、これはあえて言わないでやってもらった方ができるかなって思い直して帰っていくんです(笑)」と語り、それを聞いた2人は「そういう事だったんですね!」「なんやろうと思って(笑)」とずっと気になっていた様子。
更に、監督から雰囲気づくりのためにも、現場中は敬語をやめようと話されていた2人だったが、撮影が終わる2日前くらいにやっと敬語をやめたという道枝に、福本は「もう終わるのに、このタイミングで⁉って思いました(笑)」と、遅すぎる切り替えに思わず突っ込みが入り、それに対して道枝も「そんなこともあったなぁ。僕も自分で思いました、遅いわって(笑)」と思わず道枝自身も突っ込んでしまうなど、終始楽しそうな雰囲気での鼎談となった。
鼎談と併せて、2人がアドリブで演じていたというデートシーンカットも到着!点描で描かれるデートシーンは、台詞が無く全てアドリブでの撮影。 2人が自由に演じることにより、よりリアルなデートシーンに仕上がっている。
気になる鼎談インタビューの全文は映画「セカコイ」公式HPへ!
7月29日(金)全国東宝系にて公開!