赤ん坊を手放した母親、ベイビー・ブローカー、彼らを追う刑事…是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』本ポスターとメイキングカットが到着!

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5月20日(金)

是枝裕和監督の最新作にして、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮しようと静かに追いかける刑事――彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅路を描く、衝撃と感動のヒューマンドラマ『ベイビー・ブローカー』より、本ポスターとメイキングカット7点が解禁された。

すでに、現在開幕中の第75回カンヌ国際映画祭(5月17日(火)~5月28日(土)開催)【コンペティション部門】への正式出品決定でも話題を呼んでいますが、是枝監督作品がカンヌ国際映画祭【コンペティション部門】に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。また本作は韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画となり、2020年アカデミー賞🄬作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホが主演を務める。


今回到着したのは、<赤ちゃんポスト>に預けられた赤ん坊を連れ去ったベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)とその相棒ドンス(カン・ドンウォン)、2人の裏稼業を知ったことをきっかけに、彼らと共に養父母探しの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事のスジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の5人の登場人物が一堂に会したビジュアル。全員が同じ方向を向きながらも、異なった表情を見せており、それぞれの知られざる背景と感情が交差する旅の先に一体何が待ち受けているのか、期待の高まるデザインとなっている。

本作について是枝監督は「脚本を書きながら、韓国で様々な取材を行い、ベイビー・ボックス出身の子どもたちの声にも触れました。“自分は生まれてきてよかったのか”と葛藤する彼らの切実さと向き合った時、その問いに答えられる作品にしなければいけないという思いが膨らんでいきました」と固い決意を胸にしながら撮影に挑んでいたことを明かしており、繊密なリサーチとそこで感じた思いとともに作り上げた渾身のストーリーにも目が離せない。


さらに、撮影現場のキャストの姿を捉えたメイキングカット7点も解禁。<赤ちゃんポスト>で出会った5人が旅を重ねていく中で、それぞれに思惑を抱えながらも、どこか“家族”のような関係性を紡いでいくのも見どころの本作だが、撮影が順撮りで行われたということもあり、キャスト陣自体がシーンを重ねていく中で家族のような絆を育んでいったそう!メイキングカットでは心から笑い合う仲睦まじい貴重なキャストたちの姿が切り取られている。



6月24日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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作品紹介

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