「アトラクションに乗っているみたい!!」志尊淳MX4Dの没入感に圧倒される!!『バブル』イベントレポートが到着!

(C)2022「バブル」製作委員会
5月9日(月)

「SPY×FAMILY」のWIT STUDIOによる「にんぎょ姫」をベースにしたラブストーリー超大型アニメ『バブル』。ついに今週末に劇場公開となる本作の公開直前イベントとして、MX4D体感イベントが実施された。

本作は、日本が世界に誇るトップクラスのクリエイターが集結。世界に降り注いだ泡<バブル>によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー。監督はアニメ「進撃の巨人」のアクション映像で瞬く間にその名を轟かせた荒木哲郎。


イベントには、主演の志尊淳と本作のメガホンをとった荒木監督。そして、日本初のパルクールアスリートであり、本作のパルクール監修をしたZENが登壇した。イベント前に、会場のお客さんと共に自身初となるMX4Dを体験した感想を志尊は「この作品こそMX4Dで楽しめる作品だと思いました。最初は“こんなに動くんだ!水くるんだ!“と驚きだったんですけど、途中からグッと没入感がすごいなって感じて、画に合わさった動きでアトラクションに乗っているみたいでした!」と初体験のMX4Dに興奮した様子を語った。荒木監督はMX4Dで体感する本作について、「パルクールで浮遊している気持ちになりましたし、この映画ってキャラと一緒に空を飛んでいる気持ちになったり、曲とかも相まって気持ちよくなるように作っている」とMX4Dに対して太鼓判を押した。ZENは「映像に対して、つい体が反応してしまうのか、癖でキャラと一緒に着地しそうになってしまうんですよね。だから、これから見る人は間違って回転とかしないようにしてください。」とパルクールアーティストならではの感覚が働いたコメントをした。


本作のパルクールのシーンは映画『HiGH&LOW』シリーズから影響を受けたという荒木監督は「ルードボーイズの動きをめちゃめちゃ見ました。佐野玲於さんの動きは、後半のあるキャラクターの動きに活かしました。劇場版も全て観ましたね。」と志尊、ZENも出演した『HiGH&LOW』シリーズを語った。志尊はアフレコ時に自身の体を動かしながらアフレコに臨んだそうで、監督とアクションシーンについてどのような話しをしたか聞かれると、「監督はずっとキャラクターの気持ちを代弁してくださっていたので、今どんな気持ちかを理解することに重きを置いていました。この作品の難しい所はリアルとリアルじゃないところを捕えなきゃいけないので、客観的に見てもらって指導いただきました」と当時のアフレコの様子を語った。また、本作のパルクールアクションはZENのパルクールが参考になっていることについて、ZENは「細かいところのデティールを再現していると思いました。基本的にアニメーションだと超人的な動きが多くて、現実離れした表現になりがちなのですが、この作品ではほとんど違和感がないので、かなりの研究がないとできない表現だと感じました。きっと重力が軽くなったらこういう技ができるのかと刺激をもらいながら見ていました。」とパルクールアーティストならではの視点からもそのリアルさに驚きを隠せない様子だ。


さらに、イベント後半にはスペシャルゲストとして、パルクールの世界チャンピオンの朝倉聖選手とパルクール日本チャンピオンの永井音寧選手がそれぞれ登壇した。本作を鑑賞した朝倉は「アニメ映画の中で大題的にパルクールを忠実に描いてもらっていたので、これまでのアニメにないちょっとした現実味を感じるとともに、今まで感じることがなかった新しいパルクールの良さを感じることができて、僕自身改めてパルクールやりたいなと感じる作品でした」と本作を絶賛。永井は「パルクールの動きの再現度も高く、映像もキレイで、同年代のウタも可愛くて、自分もバブルの世界に入って動いてみたいなと感じました」とコメントした。

また、志尊からは朝倉選手と永井選手へ〈東京オリンピックでスケートボードが人気になって、ストリートカルチャーが前よりも世間に広がっていると思うんですが、“パルクールももっと自分たちでこうしたい“という野望はあるんですか?〉という質問が。この質問に対し朝倉は「スケートボードやブレイクダンスを日本に広める活躍をした人がいて、この映画にも”渦“が話の中に出てきたと思うのですが、僕もパルクールの中で”渦“を巻き起こして、広めて行く存在でありたいですし、あり続けたいと思っています。この『バブル』」もそういうひとつの”渦“になってパルクールの良さが広がると良いなと思います」と作品に因んで今後のパルクール業界を背負っていく意志を強く見せた。


今回体験したMX4Dは通常の映画より没入して映画を楽しめることに因み、《自身が没入・ハマっているものは?》という質問に、志尊は「去年はゴルフにハマっていたんですけど、今は週4でタコライスばっかり食べています。某アプリですぐ来るので、野菜もとれるし、美味しいのでタコライスばっかり食べちゃっています」と最近のブームを語った。ZENは「体を使って表現する仕事なので、他のジャンルや作品からインスピレーションをもらうことにハマっています。このバブルからもインスピレーションをもらっていて、映画をみて改めて今年どんな動きをしようか考えていました」と本作からもさらに表現の幅を広げようとする旨を語った。朝倉は「改めて思うとパルクールです。より没入していますね。僕もヒビキと同じでヘッドホンでいろんなものを遮っているので、似ているなと感じました」と作中キャラクターへの親近感を語った。永井は「パルクールもそうですけど、ボルダリングだったり、スラッグラインだったり、他のアーバンスポーツに最近挑戦しています。今まで使ったことのない筋肉をつかっていて、ボルダリングの動きがパルクールのフリースタイルに役立っています」と様々なスポーツに挑戦している様子を語った。


イベントも終盤に差し掛かり、荒木監督は「ストーリーにのめり込んで、曲の気持ちよさに身を任せている時に、その気持ち良さを倍増してくれるのがMX4Dだと思います。子供たちも連れて多くの人が見てくれるといいなと思います」とコメント。そして、志尊は「体験してみないとわからないことがいっぱいあるなと感じましたし、是非、お子さんや友達、恋人と一緒に皆さんで体感して楽しんでいただければと思います」とMX4Dを初体験して発見した本作の楽しみ方を語り本イベントは幕を閉じた。

劇場版 5月13日(金)全国公開!

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作品紹介

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