ベルリン金熊賞に輝いた禁断の映画がついに日本初上陸!!!『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版』4/23公開決定&ポスター解禁!

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1月24日(月)

ルーマニアの鬼才ラドゥ・ジューデ監督作品がついに日本初上陸!第71回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した最新作『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版』が、JAIHO配給、第2弾作品として、4月23日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開が決定した。

ベルリン国際映画祭は、冒頭のあけすけな本番セックスシーンに始まる、この挑戦的なルーマニア映画『アンラッキー・セックスあるいはいかれたポルノ 監督〈自己検閲〉版』に金熊賞を授与。その後世界中で大きな反響を呼び、本年度アカデミー賞<国際長編映画賞>ルーマニア代表作品、さらにニューヨークタイムズが選ぶ2021年ベスト10第2位(6位は『ドライブ・マイ・カー』)に選出されるなど、その快進撃は止まらない。
日本では「イメージフォーラム・フェスティバル2021」で昨年特別上映後、その過激な内容に、日本での劇場公開は不可能と思われていた。そこへラドゥ・ジューテ監督本人の手により追加編集がなされ、ついに陽の目をみることに!
“監督〈自己検閲〉版〉”と大々的に謳われた本作は、ただのぼかしやカットを追加しただけでなかった―!シーンの要所要所に「殺人シーンはOKで、フェラはNGだって?」「見られなくて残念!」「検閲版だよ!」といったアイロニカルで挑発的、ユーモア溢れるメッセージが文字通り本編に映し出されてゆく、類をみないスペシャルver.となっている。

テキストと記号の配置というシンプルなデザインながら、「人間の本性は“卑猥”である」とのキャッチコピーが添えられたポスタービジュアルが解禁。受け手の見方によっては、身体の一部をほのめかしているようにもみてとれる。

ジューテ監督がアイロニーに満ちた眼差しで切り取るのは、終わりの見えないコロナ禍の息苦しさとインターネット、SNSにより瞬時に情報が駆け巡り錯綜する現代だ。
ルーマニア・ブカレストで名門校教師であるエミは、コロナ禍の街を彷徨い歩いていた。夫とのプライベートセックスビデオが意図せずネット上に流出し瞬く間に拡散。生徒や保護者の目に触れることになり、夜に控えた緊急招集の保護者会の前、事情説明のために校長宅に向かっていた。彼女の抱える不安や苛立ちは、すれ違う人々も共有する怒りと絶望、さらにはその街、引いては世界の感情そのもののようであった。猥雑で、汚れ、怒りを孕んだ空気が徐々に膨れ上がっていく…。
世界が同時に経験したパンデミックとその後の社会の閉塞感を背景に、“卑猥”とは何か?と改めて問いかける本作。セックスという極私的で本能的な行動が、ひとたび他人の目に晒されることで事態は思いもよらない方向へ転がっていく。ラドゥ・ジューテ監督が放つ、類を見ない怪作にして最高傑作が、満を持していよいよ日本に上陸!

さらに、映画配信サービス JAIHOにてラドゥ・ジューデ監督特集が決定!
19世紀初頭のルーマニアにあるワラキアを舞台に、ロマとルーマニアの歴史を描き、第65回べルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『アーフェリム!』(2015)を2022年2/17(木)より60日間配信。さらに、1941年からのルーマニアの歴史的出来事を基に描かれた問題作、『野蛮人として歴史に名を残しても構わない』(2018)を2022年4/16(土)より60日間配信する事も決定した。両作品ともこれまで劇場公開・BD/DVD化・配信はされておらず、JAIHOにてプレミア配信となるのでぜひこちらもチェックして欲しい!

JAIHO公式

4月23日(土)シアター・イメージフォーラム 他全国順次ロードショー

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作品紹介

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