芥川龍之介の戯曲を日本・香港合作で映画化『二人小町』公開日は10月22日に決定!追加場面写真も解禁!

(C)2020「二人小町」製作委員会 
9月10日(金)

芥川龍之介の戯曲を日本・香港合作で映画化した『二人小町』の公開日が10月22日に決定し、併せて追加場面写真も解禁された。

香港の街で暮らす同性同名で同い年の二人の女性。ともに小町という名前を持つ二人は片や一流企業のキャリアウーマン、もう一方はモデル志望の食堂のアルバイト。仕事やライフスタイルは異なるが仲の良い友人同士だった。競争の激しい一流企業勤めの小町の支えとなっているのは、記憶の中にある父親とよく似た笑顔の恋人・王(ワン)の存在。ある日、王は小町に思いがけない告白をする。僕は死神なんだ…と。
王の告白を機に、二人の小町は自らの夢や執着、男たちの醜い欲望に翻弄され始める――。


本作は日本・香港合作で製作され、広東語で全編香港ロケを敢行。物語の中核を担う“二人の小町”を演じるのは、ハンナ・チャンとエリズ・ラオ。ハンナ・チャンは、ルイス・クーとトニー・ジャーの共演で話題を集めたアクション大作『SPL 狼たちの処刑台』(17)で主人公の娘役を演じ、注目された気鋭の女優。親日家で日本語も理解し、日本人クリエイターとの交流も多い。2019年のカンヌ国際映画祭に招待された吉開菜央監督『Grand Bouquet』では花を吐く女性を演じ、日本でも話題を集めた。エリズ・ラオはマカオ在住にて、香港で行われた本作のオーディションでもう一人の小町役を射止めた。

二人の小町の運命を握る“死神”を演じたのは、香港をベースに芸能活動を行う日本人の和泉素行。本作が招待された第20回ミラノ国際映画祭では主演男優賞にノミネートされた。また、ハンナ・チャン演じる小町の職場の上司・黄には、ウェスリー・ウォン。特別出演として、ジョシー・ホーの出演も解禁。ウェスリー・ウォンは、『パシフィック・リム: アップライジング』(18)で新田真剣佑と共にイェーガーのパイロットを演じた、香港出身の国際派俳優。ジョシー・ホーは香港で活躍する歌手・女優で、三池崇史監督『DEAD OR ALIVE FINAL』(02)ではヒロインに抜擢され、哀川翔と共演するなど、日本とも縁が深い。また日本からは『カメラを止めるな!』主演の濱津隆之が友情出演している。

監督には『カメラを止めるな!』において、撮影監督を務め第42回日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞し、映画監督としても国内外で積極的に活動をしている曽根剛が務める。


今回解禁された追加場面写真では、ハンナ・チャン演じるキャリアウーマンの女性、小町の様子や彼女がSOKO和泉素行演じる死神と、今まさに対峙しようとする瞬間が描かれている。どちらの写真も香港らしい独特な色彩で浮遊感を出し、ダークな雰囲気に。またオフショット写真も公開され、香港でも大ヒットした映画『カメラを止めるな!』主演の濱津隆之をセンターに香港キャストも「カメ止めポーズ!」決めており、和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくる。

10月22日(金)よりアップリンク吉祥寺ほかにて順次公開!

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP