『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島~』ジャンフランコ・ロージ監督最新作『国境の夜想曲』公開決定!

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9月6日(月)

アカデミー賞®最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされた前作『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島』から5年、ジャンフランコ・ロージ監督の最新作「Notturno(原題)」が『国境の夜想曲』という邦題で2022年2月、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて劇場公開することが決定した。

2013年度ヴェネチア国際映画祭金獅子賞『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』、2016年度ベルリン国際映画祭金熊賞、2017年度アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞ノミネート『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島~』でベルリン、ヴェネチアをドキュメンタリー映画で初めて制し、アカデミー賞®ノミネートも果たした名匠ジャンフランコ・ロージ。
最新作『国境の夜想曲』は3年以上の歳月をかけて、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で撮影された。この地域は2001年の9.11米同時多発テロ、2010年のアラブの春に端を発し、直近ではアメリカのアフガニスタンからの撤退と、現在と地続きで、侵略、圧政、テロリズムにより、数多くの人々が犠牲になっている。そんな幾多の痛みに満ちた場所をロージ監督は通訳を伴わずにひとり旅をし、そこに残された母親や子供、若者の声に耳を傾け続ける。母親たちの死を悼む哀悼歌、癒えることのない痛みを抱えた子供たち、精神病院の患者たちによる政治の無意味さについての演劇。そこには夜の暗闇から、一条の希望を見出し生きようとする者達の姿があった──。

■ジャンフランコ・ロージ監督コメント
『国境の夜想曲』は光の映画であり、暗闇の映画ではありません、人々の驚くべき、生きる力を物語っています。この映画は戦争の闇に陥った人間への頌歌です。ショパンの“夜想曲”のように、ここでも暗闇は口実であり、生きている者を響かせる機会を与えるものです

2022年2月、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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