『竜とそばかすの姫』カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門選出決定!

(C)2021 スタジオ地図 
7月5日(月)

7月6日開幕される第74回カンヌ国際映画祭にて、スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網共同幹事、東宝株式会社配給、そして細田作品の制作拠点であるスタジオ地図が企画・制作を手がけた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』が、今年、全世界より2000作品以上の応募があったオフィシャル・セレクションに新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出されることが決定!

カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門がありますが、本年、これまでの作品が高く評価されている監督達の注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」が新設。細田監督の他には、『プラトーン』や「JFK」『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞したホン・サンス監督や、『アンチクライスト』や『ニンフォマニアック』などで知られる女優・シャルロット・ゲンズブールの初監督作品、など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。

1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形でアヌシー国際アニメーション映画祭が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変希有なことであり、また今回「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本から選ばれた作品は唯一であるということからも、歴史的な快挙と言える。
細田監督作品としては、2018年に公開された『未来のミライ(英題:MIRAI)』が71回カンヌ国際映画祭期間中に開催された「監督週間」に選出され、現地にて上映を行ったが、今回は初のオフィシャルセレクションとして、日本での公開前夜にあたるフランス現地時間7月15日20:00に、カンヌでのワールドプレミアに細田監督自ら臨む予定。

◆細田守監督 コメント
前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います。
アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。
コロナ渦の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います。

2021年7月16日(金)全国にて公開!!

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