芥川賞作家・津村記久子作品初の映画化『君は永遠にそいつらより若い』公開日決定&原作・津村記久子からのコメントも到着!

(C)「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会
4月26日(月)

芥川賞作家・津村記久子のデビュー作にして第21回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い』が実写映画化し、2021年9月17日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開することが決定!

本作は、卒業間近の大学生である主人公がなんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語。

公開決定にあわせて、原作者・津村記久子からのコメントも到着!吉野竜平監督、津村記久子、佐久間由衣の3ショットの新写真も解禁!


また4月29日(木祝)から、全国共通特別鑑賞券(1,500円税込)も発売決定!前売特典として、初出しカットとなる特製ポストカード付。

◆原作者・津村記久子コメント
自分の書いた小説はすべてどうやって書いたか思い出せないのですが、中でも書いてから十五年が経過したこの作品は、今となっては別の人が書いたようにも思えます。けれども、今映画という形になって、自分が描きたかった堀貝佐世の鷹揚さは、確かに誰かの支えになるものだと、改めて信頼させてもらえたように感じました。自分自身の物語に囚われすぎず、簡単に誰かの苦しみや使命を共有してしまう堀貝や吉崎の姿は、自分が小説を書き始めた頃から今まで、一貫して描きたいと願ってきたおおらかな人間の姿で、わたしが常に誰かに見出したいと思っている態度の具現でもありました。
映画に関わられたすべての方に、改めて、他者に優しくあることの力を強く肯定し、このように提示してくださったことに、感謝を申し上げます。この小説を書いてよかったです。ありがとうございました。

2021年9月17日(金)テアトル新宿ほか全国順次公開

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