純烈が温泉を守る愛のヒーローに!?『スーパー戦闘 純烈ジャー』2/1(月) 発表会見実施!

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2月2日(火)

3年連続NHK紅白歌合戦出場を果たした、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭からなるスーパー銭湯のアイドル『純烈』が2021年秋、満を持して銀幕デビュー!『スーパー戦闘 純烈ジャー』の制作を記念し、本作の発表会見を開催し、純烈の後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭と、佛田洋監督が登壇した。

冒頭、後上は「純烈はグループとして活動してきましたが、こういった映画の記者会見は初めてなので、挨拶で“○○役をやらせていただきました、後上翔太です”と言った経験もないので、楽屋で一生懸命練習してきました。2021年純烈がヒーローに変身するということで、結成以来、他のメンバーが元ヒーローということだったので、元仮面ライダー、元なんとかレンジャーのような自己紹介をするなかで、僕一人が“元東京理科大学だ”と言い続けてきて10数年経ったのですが、やっと今年からは純烈ジャーの後上ですと言えることをとてもうれしく思います。この秋公開の映画です、みなさんぜひご覧ください。よろしくお願いいたします」と満面の笑みで挨拶。白川は「純烈ジャー、白川裕二郎を演じました白川裕二郎です、よろしくお願いいたします」とシンプルにコメント。小田井は「昨今、暗いニュースが多い中、純烈ジャーの映画が公開するということで、秋の公開に向けて元気に突っ走っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」と意気込む。酒井は「純烈ジャーで、酒井一圭/純バイオレットを演じさせていただきました、酒井一圭です。よろしくお願いいたします」と取材陣を見渡しニッコリ。佛田監督は「ちょっと緊張しております。いつもは、昔酒井くんや白川くんも出ていたスーパー戦隊や、小田井くんが出ていた仮面ライダーなどの特撮をやっておりました。今回酒井くんのほうから“ぜひ、監督をお願いいたします”とご指名をいただきまして、非常光栄です。みんながこうやってヒーローに戻ってきてくれたことが感無量です。よろしくお願いいたします」と深々と頭を下げた。
製作の経緯について酒井は「皆さんもご存知のように純烈には、メンバーの中に元仮面ライダーや元レンジャーがいます。放送終了後から、それぞれがいつか東映に戻って、スーパー戦隊など、自分たちの故郷に帰れる俳優になれればいいと思っていました。「夢は紅白!親孝行!」と頑張っている最中にも、いつかこういった作品に戻ってこれたらうれしいという思いがずっとありました。純烈をまだまだ応援してくれる方がたくさんいらっしゃるので、それならマダムの皆さんにも観てほしいという思いも生まれてくる中で、“だったら、純烈が戦隊になったらいいんじゃないか”と、デビューの頃から思い抱いていた妄想を、メンバーにも言っていたことを今回形にしようじゃないかと。まだうだつが上がらない6人組だった頃の純烈が、ハリケンジャーのイエロー、山本康平くんから『忍風戦隊ハリケンジャー 10YEARS AFTER』に誘ってもらい、JUN烈(純烈)というキャラクターで出演させてもらったときに歌った挿入歌『しのび哀』は、マダムたちも楽しんでくれている歌です。すごくしんどかった時期に助けてくれた山本康平くんを通し、東映からこんなお話があるよということで、一気に湧いて盛り上がった作品です。コロナが落ち着くまではライブをやらないと決めていたので、スケジュールは空いている。タイミングも合ったこともあり、そこから、監督やスタッフを集めて、東映のみなさんの強力なサポートにより実現しました。ヒーローものでよく目にする、採石場での爆破シーンもドッカンドッカン出てきます。ムード歌謡グループ純烈が大好きで応援してくれる皆さん、そして、現役のヒーローもののファンの皆さん、観ていただける層、世代がグッと広がる作品を作ってみました!」と熱い思いを伝えた。
本作出演が決まったときの気持ちについて後上は「純烈が映画で主演、と言うことだけでも、“マジで?”という感じで本当に衝撃的でした。ヒーローに変身できるというのは、僕の中で圧倒的に大きなトピックでした。健康センターをまわる中で、スーパー戦闘という冠のつくヒーローに慣れるのは純烈しかいない。純烈らしさが詰まっています。銭湯ではなく戦闘です、今回は!」と微笑む。白川は「戦隊モノは僕の原点でもあるので、戻ってこれたのはシンプルにうれしいし、ありがたいことでした。当時応援してくださったファンの皆さん、また、この映画を通して東映作品のファンがあわよくば、純烈のファンになってほしいと思いました」と胸の内を語る。小田井は「まずは単純に映画という形であることがうれしかったです。歌の世界に入ってからは、俳優をやることが少なくなったので。映画に出ると言うことは“王様のブランチ”の映画コーナーに出演して、LiLiCoのインタビューを受けるのではと思い、今から興奮しております。『仮面ライダー龍騎』のスピンオフを撮影したときには、僕は出演することができなかったんです。そのときは、複雑な気持ちもありましたが、今回のこの作品に出るために、出れなかったんだと納得しました。ブランチに出たいです、これだけはしっかり伝えたいです、よろしくお願いいたします」と力強くアピールしていた。
酒井は「後上が撮影で変身する姿を見るだけで、スタッフもメンバーも全員大爆笑でした。とても初々しくて(笑)。例えるなら、知ってる大人がそのままごっこ遊びをやっているようなもの。幼な心が透けて見えるようでとても面白かったです。白川と小田井は20年ぶりの変身になるけれど、やっぱりかっこよかったです。この人たちかっこいいんだ、って感心しちゃいました。純烈結成からずっと、間抜けな姿しかみていなかったので」と撮影時の様子を振り返った。MCからのリーダーもカッコ良かったというコメントに酒井は「返信したらスーツのパワーで細身になります」とスーツの秘密?!を明かし、笑い誘っていた。
ズバリ、『純烈ジャー』はどのような内容になるのかという質問に、佛田監督は「内容しゃべっていいんですか?どこまで?」のニヤリとしながらも「すごく楽しい作品です。後上くんだけが演技経験がないということでしたが、意外にうまかったです」と褒めた後に、意味深な笑みを浮かべる場面も。「本当ですか?」と疑う後上に対し、「変身シーンもかっこよかったです」と返答する佛田監督。続けて「今日は発表できないけれど、素晴らしいゲストもたくさん出ているので、楽しみにしていてください」と強調した。
ゲストの登場について後上は「今回の記者会見では、“言っちゃいけないリスト”がとにかく多い」と暴露。「本当に豪華で素晴らしいゲストが出ているので期待してください」とだけ伝えるコメントに期待は高まるばかりだ。入場で流れた曲が主題歌の「NEW(入浴)YORK」について白川は「作詞はリーダーが、作曲はアニソン界のプリンス・影山ヒロノブさんが映画のためだけに作ってくださいました。それを歌わせていただきます!」と興奮気味に明かした。
全国のスーパー銭湯に向けて、お願い事があるという小田井は「『スーパー戦闘 純烈ジャー』のポスターを貼ってくれる銭湯を公式HP、 Twitterで募集しています。温浴施設であればどんなところでもOKです。コロナで僕たちがお世話になっていた“湯乃泉相模健康センター”が閉館になってしまい、寂しい思いをしました。映画を通して、またこの業界に活気が戻ればいいなと思っています」と呼びかけた。
ここからはマスコミからの質問コーナーに。
変身シーンに向けて、自主練やトレーニングをしたのかという質問に酒井は「10年グループをやっているので、声を揃えるところは練習要らずで、あっという間にできました」と胸を張る。「でも、“純バイオレット!”など自分のキャラの名前を言うことに少し照れ臭さを感じました。あとは単純に25歳の頃とは違い、20年の月日が流れ45歳になると声がカスカスになるんだなと感じ、そのあたりは苦労した部分でもありました」と時の流れを痛感した様子。後上は「目の前に悪が現れるという経験をしたことがないので、“絶対こいつを倒す!”とうイメージトレーニングをしっかりしてから撮影に挑みました」と振り返る。白川は「裸になるシーンが多いので、カッコよく見せるために日焼けサロンに行きました」とコメント。小田井は「仮面ライダーでは変身経験がなく、今回名乗りのシーンも初挑戦でした。体は特に鍛えなかったですけど、リーダーよりは仕上がっていたと思います」と酒井の顔を覗くと、酒井は「変身してからのギャップがいいでしょ?」と得意顔で返答していた。「自分にとってのヒーローは?」という質問に酒井は「スーパー戦隊ならゴレンジャー、サンバルカン、デンジマンあたり。あばれはっちゃくなど、子どもの頃に観ていたものはみんなヒーローでした。そんなヒーローたちを観て、こんな大人になりました」と微笑む。後上は「年下だけど、読売ジャイアンツの坂本勇人選手です。20代からキャプテンをやり、ドームで活躍する姿をずっと見てきました。仕事がなくてくすぶっている時も、励ましてくれる存在でした」と明かす。白川は「サンバルカン、チェンジマン、デンジマンは僕もハマっていました。相撲部屋にいたので、その頃のヒーローは千代の富士です!」と振り返る。小田井は「子どもの頃に見た着ぐるみショーで、実写のキャシャーンがいたんです。キャシャーンが大好きだったので、めちゃくちゃ興奮していたのですが、そのキャシャーンがアクションしているときに“痛い!”って言ったんです。それがずっと子ども心に残っていて。僕にとってのヒーローはそのときの実写のキャシャーンです!」と思い出を語った。
「今、実社会において守りたい人は?」という質問に、酒井はすかさず「このパワーがあったら、コロナから世界中の人を守りたいです。あとは戦争をやめろ!って言いたいです。戦闘モノに出演して言うのもなんですが(笑)。戦隊モノの最終回に登場する明るい青空のような平和な世界をもたらしたいです」と強調した。後上は「作中同様、スーパー銭湯の治安と平和を守っていくことは、自分たちの仕事場を守ることにつながります。なので、温浴施設を守っていきたいです!」と断言。白川は「外で遊ぶことが大好きなので、自然を守りたいです」と微笑み、小田井は「ヒーローになったらなったで苦労するというのを映画とかでよく見かけるので、僕は、ここから近い湾岸署で無線機聞きながら(出動に向けて)待機しておきたいと思います」とコメントした。「20年前と比べて立派な?!体になったけれど、アクションをこなす上で、問題はなかったのか」という質問に、酒井は「やられてくれるほうがうまければ、どうにかなります!」と秘訣を明かす。「あまりダンスが上手くなくても、周りでダンサーがカッコよく踊れていれば、上手くない人も上手く見えます。その法則です。カメラ、照明など、スタッフはみんなプロフェッショナルなので、体が激なまり状態だった撮影でも、どうにかこなすことができました。翌日の体の痛みはかなりのものでしたが(笑)」と苦笑いを見せた。スーツや変身マイクなど、最新?!テクノロジーに助けられたこともいろいろと明かしていた。
締めの挨拶で佛田監督は「昔のスタッフも集まり、現場は同窓会みたいで楽しかったです。完成を楽しみにしていてください」と笑顔を見せる。酒井は「2021年はヒーローものがたくさん登場するようです。ライバルは『鬼滅の刃』『シン・エヴァンゲリオン』『シン・ウルトラマン』そして、TEAM NACSの戦隊モノもあるらしいです。映画がヒットしたら、主題歌を歌う僕たちは、LiSAさんのようにレコード大賞をいただけるかもしれません。そんなところを目指しているので、応援よろしくお願いいたします」と呼びかけた。小田井は「僕たちは新しいジャンルを開発しつつやっていきたいです。『夢は紅白!親孝行!』でやってきましたが、今年に限っては『夢はアカデミー賞』です。レッドカーペットを歩きたいです。ノミネートだけでもうれしいです。作品は今まで見たことのないエンターテインメントになっているので、夢は大きくアカデミー賞でいきたいと思います」と気合を見せる。白川は「今僕たちは、マダムのヒーローとして頑張っています。いろんな世代に楽しんでもらえる作品です。この秋公開です。ぜひ、映画館に足を運んでください」とアピール。後上は「ゲストもたくさん出ています。全国の温浴施設に純烈ジャーのポスターを貼っていただき、」温浴施設業界、そして多くの方に広まっていけばいいなと思います。応援よろしくお願いいたします」とコメントし会見は終了した。最後に、変身を見せてほしいというリクエストに「もちろんです!」と答えた純烈。後上が「ラブユー!」、純烈メンバーが「ラブユーチェンジ!カモン!」と叫び、純レッド、純ブルー、純バイオレット、純グリーンの「スーパー戦闘 純烈ジャー!」が登場し、フォトセッションを行った。

2021年秋全国ロードショー

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作品紹介

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