全国公開中『フライト・リスク』より、マーク・ウォールバーグのインタビュー映像と新場面写真が到着した。
本作の監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞®5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。第89回アカデミー賞®作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる。ギブソンが本作で描くのは、絶景の大地アラスカを舞台に、上空10,000フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能の騙し合いの物語だ。

今回解禁されたのは、謎多きパイロット・ダリルを演じたマーク・ウォールバーグのインタビュー映像。「ずっと昔に悪役を演じたことがあったんですが、今回は久しぶりに特徴ある悪役を演じワクワクしました」と出演を決めた理由を明かす。『悪魔の恋人』(96)以来、約30年ぶりの悪役を演じることが嬉しかったそうで、「物語を動かす悪役が登場する映画の大ファンなんです。『ザ・シークレット・サービス』(93)のジョン・マルコヴィッチや、『ケープ・フィアー』(91)のロバート・デ・ニーロなど、他にもたくさんいます」と尊敬する俳優たちを挙げ、「映画の原動力となるような偉大な悪役は数え切れません。そういう映画は、特別に感じますし、つい悪役を応援してしまうんです。結末がどうなるか分かっていても、そうなってしまうんです」と“悪役”への愛を語っている。
■『フライト・リスク』インタビュー映像
また、ダリルを演じる上で「リアルを貫く。禿げ頭用のかつらは要らない」と、地毛を大胆に剃り上げ左右の毛を残したヘアスタイルで、体を張ってパイロット役に挑んだことは既報の通り。併せて解禁された場面写真では、懇願するような表情や額に血を滲ませながらも眼光鋭く何かを企んでいるような姿が捉えられている。最後に「この映画は、劇場の大きなスクリーンで見ず知らずの人と一緒に見るべきです。隣の席の人を思わず掴んでしまうような瞬間が、たくさん起きますよ」と観客へメッセージを寄せた。

新宿バルト9ほか全国公開中